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長い時間リナを見つめ続けて、そして許しを乞う海神官ヒュレイカー。 いや、ですから、ヒュレイカーさんが別に海神官でもなんでもなければ書き直します。いい加減な作者ですみません。 ゼロスを滅ぼし、自分を果てしのない罪の海へと沈めたヒュレイカーさえも微笑んで許すリナ。彼女をそうさせたのは、姉の魂であり、老修道女の導きであり──また、遠い昔の仲間たちなのでしょう。 そして不老不死と金を求めた男の前に、変わらぬ美しい姿をさらすリナ。最早彼女はゼロスを求めてさまようことはしません。全ての人の上に、等しくゼロスの面影を感じながら生き続けます。 彼女はどこでゼロスと逢えるのか。続きへお進み下さい……。 |