恋スル気持チ［６］


「リナさん！女子サッカー部、行きましょう。もうトレーニングは始まってる時間ですよ」
「はいはい、アメリア……まったく、なんであんたまでこの学校に来るかなあ」
「リナさんが黙ってこの学校の推薦なんて取っちゃうからじゃないですか。私、一般受験で大変だったんですよ」
「セイルーン財閥のお嬢様が来る学校じゃないと思うけど」
「父さんも言ったんです。『広い世間を見てこい』って」
その時、教室のドアが開いた。新入生総代のゼルガディスが顔を見せる。
「おい、まだ残ってるのか。もう校舎棟の方は閉めるぞ」
「は、はい。すみません……」
アメリアは顔を赤く染める。
（ふーん、なるほどね）
リナは、内心で納得して、鞄を手に取った。

女子サッカー部の厳しい練習が終わると、リナたちはくたくただった。
「あーもう、私こんなに脚太くなっちゃって。リナが羨ましい」
「何言ってんのよ。あたしはあんたの胸が羨ましいわ」
「胸なんて、サッカーではあるだけ邪魔よ。どうやったらリナみたいに華奢でいられるのかしら」
「そう！筋肉質になったら、男子なんか寄りつかなくなっちゃうもんね」
「ガウリイくんと、つきあってるんでしょ、リナ？」
いきなり話を振られたリナは焦る。
「つ、つきあってなんかいないって。あいつとは、幼なじみ。それだけ」
「でもガウリイくんのほうはまんざらでもないみたいよ。こないだも、告白してきた子に『リナ以外の女とつきあう気無いから』って断ったんだって。くーっ、あんなかっこいい男子に想われてみたいわねえ」
「とにかく、つきあってはいないの。第一、あいつ、かっこいい？」
「かっこいい」
その場にいる女子全員に言われて、リナは黙った。
（なんか前にもこういうことがあった気が……）
「まあ、リナとつきあってないって事は、今はガウリイくんはフリーって事か。私、アタックしちゃおうかな」
「止めときなって。『リナ以外の女とつきあう気はない』って断られるのがオチよ」
「それもそうね」
少女たちは、華やかに笑った。リナは、憮然としてそっぽを向いていた。


一年が経った。ゼロスは、新入生総代だった。壇上に向かって、総代挨拶を読み上げるゼロスを、ハートマークつきの目で見ている女子生徒は数多くいた。
「入試、満点だったんだってね」
「あれで、スポーツも万能なんでしょ？」
「同じ中学だった子から聞いたんだけど、誰ともつきあわないんだって」
「え、何で？」
「心に秘めて想ってる、大事な人がいるからだって」
「きゃー、ロマンチック！」
入学式の日の放課後、ゼロスは二年の教室に顔を出した。
「リナさん、一緒に帰りませんか」
「まあ、今日は部活もないし……いいけど」
「リ、リナ！新入生総代の子じゃないの」
「そう言えば、メタリオム……同じ名字よね」
「弟なの？ねえリナ、紹介してよ」
「はいはい。これがゼロス＝メタリオム。あたしの弟よ」
「ゼロスくん、恋人いる？」
「はい、います」
「きゃあ、それ、この学校の人？」
「ええ、そうです」
ゼロスが質問に答えるたび、リナは冷や汗をかいていた。

君のそばにいるだけで　自分の心が
嘘のように素直になれる
こころが乱れてくるのがわかる
君一人を守ることを誓うよ　誓うよ

クリスマスイブには、学校を上げてのダンスパーティがあった。誰を誘うの、何曲踊るの、学校は非常に騒がしくなった。ある日の放課後、ガウリイがリナのクラスに来て言った。
「リナ、ダンスのパートナーになってくれ」
「遅かったわね、先約済みよ」
クラスはざわめいた。
「ガウリイくんを振って先約済みだって」
「誰を誘ったんだろうね」
「リナの方が誘われたのかも」
「とにかく、リナのパートナーって誰？」
その疑問が解消したのは、パーティー当日だった。リナは、ひたすらゼロスと踊り続けていた。
「メタリオム姉弟、もったいねー」
「泣いてる男や女が何人いることか」
汗をかいて、ベンチで休み、飲み物をとるのも一緒。二人が、静かにジュースを飲んで会場を眺めていると、明るい金髪が近づいてきた。
「リナを、一曲だけ借りていいか？」
「じゃあ一曲だけ、お貸しします」
「ちょ、ちょっと、あたしモノじゃないんだけど」
曲が始まった。
「行こうぜリナ。ゼロスの許可ももらったし」
「もう、しょうがないわね」
ガウリイとリナは、会場の中央へ滑り出していった。
「お、今度はガウリイと踊ってる」
「また泣く女子が増えそうだな」
「でも、あの二人も絵になるな」
長い曲が終わった。息をついているリナに上を向かせると、ガウリイはリナの唇にキスをした。会場がざわめく。ゼロスが、立ち上がって真っ直ぐにリナたちの元へやってきた。リナを引き離し、ガウリイの頬を思い切り殴りつける。ガウリイは、一旦床に倒れたがすぐに起きあがり、ゼロスの頬を殴りつけた。ゼロスは、血の混じっ た唾を吐くと、再びガウリイに殴りかかった。
「やめて、やめてぇ！」
リナの声だけが響く。しばらくはギャラリーも呆然としていた。我に返った数人の生徒が、教師を呼びに行くまでの間、二人はただ殴り合っていた。
アメリアはその光景を見て、震えていた。彼女の銀髪のパートナーが言う。
「リナと、ゼロスには構うなと言っただろう」

「おいメタリオム、落ち着け！お前は新入生総代だろう！」
「ガブリエフも年下相手に何熱くなってる！手を止めろ！」
教師が、二人を引き離しにかかる。ゼロスは、深い紫の瞳をガウリイに向けた。憎悪の目だった。ガウリイも明るい海の瞳を昏くして、ゼロスを睨み付けた。
「おいお前ら。喧嘩の原因は何だ」
「何でもありませんよ」
二人は揃ってそう答えた。リナは、二人の側でただ立ちつくしていた。
「行きましょうリナさん」
ゼロスがあちこち腫れた顔のままリナの腕を取る。
「待て！」
ガウリイが叫んだが、二人は素早く会場を抜け出していった。

冷たく絞ったハンカチを、腫れた頬に当てる。
「つっ……」
「痛い？大丈夫？」
「なんてことありません」
ゼロスは、まだ荒い息の下から、そう言った。音楽が再び始まり、会場の熱気がこの渡り廊下まで伝わってくる。
「何であんな馬鹿なことしたの。先に手を出したの、ゼロスでしょ？」
「ガウリイ先輩が、リナさんにキスするからです」
「あれくらいのキス、挨拶代わりでしょう」
「ガウリイ先輩がすると、挨拶じゃすまなくなるんです」
ゼロスはリナの細いからだを抱きしめた。そして、唇を重ねる。
「貴女は僕のものだ。どれだけ伝えれば、分かってくれるんですか？」
「あたしはいつもあんたのものよ」
リナは小さな声で答えた。
「だから、あれくらいのキスに怯えることないわ。もう、ガウリイと喧嘩はしないでね」
「リナさんがするなと言うのならしません」
二人は、もう一度唇を重ねた。ガウリイは、そんな二人を遠くから見ていた。殴られた痛みより、蒼い嫉妬の炎の方が激しかった。


「メタリオム姉弟って、出来てるんだって」
「え、やっぱり？ダンスパーティの時から怪しいと思ってたんだ」
「ガウリイ先輩と、リナ先輩を取り合って殴り合いしたじゃない」
「あ、あれってやっぱり修羅場だったんだ」
「知ってる？その後渡り廊下で……」
「なになに？」
耳敏い女子生徒の間で、密やかに噂は広まっていった。噂がリナの耳に入るのに、そう時間はかからなかった。
「ほんとなんですか？リナさん」
アメリアに聞かれて、リナは即座に否定した。
「何言ってるのよ。あたしがゼロスを好きなわけないじゃない」
聞こえよがしの大声。周りがざわめく。
「あいつは弟なのよ。お・と・う・と。恋愛の対象になるわけないでしょ」
その時、教室のドアががらっと開く。
「リナさん、一緒に帰りましょう」
「今日は部活があるから駄目。一人で帰んなさい」
「はい」
ゼロスはドアを閉めて去っていく。
「ほら、普通姉弟で一緒に帰ったりしないよね」
「だから、帰らなかったでしょ？」
リナは、噂好きの友達のところへ顔を出す。
「あんまりゼロスとの噂流されると、あたし彼氏出来なくなっちゃうじゃない。勘弁してよね」
「リナにはガウリイくんがいるじゃない」
「あいつも却下。単なる幼なじみよ」
「渡り廊下でキスしてたってのは？」
「さあ？ハンカチで顔を冷やしてたからそう見えたんじゃないの？じゃ、あたし部活行くから。アメリア、一緒に行こ」
「はい、リナさん」
リナは冷や汗をそっと拭った。


「まずい、まずい、大マズよ」
「落ち着いて下さい、リナさん」
また二人の空間になった離れで、リナはうろうろと落ち着きなく歩き回っていた。
「だいたいあんたがガウリイと殴り合いなんてするから……」
「じゃ、リナさんは、僕に気にしないで欲しかったんですか？」
「……気には、して欲しいけど……」
「言いたい奴らには言わせておけばいいんです。その内噂も治まりますよ」
「治まりかけた噂を、あんたが再燃させるんじゃない。今日も、一緒に帰ろうとしたり」
「いけませんか？」
「当分は駄目」
リナはきっぱりと言った。
「もしこの噂が母さんや姉ちゃんの耳に入ったらどうするのよ。しばらく、人前では冷却期間を置きましょう」
ゼロスは、長い腕でリナの身体を引き寄せる。
「じゃ、人前でなければ？」
「あたしを好きにしていいわ」
ゼロスは、器用な指でリナの制服を脱がせていった。

「ね…え」
「何ですか、リナさん？」
「もうすぐ…なのよ。二人とも……大学生になって、遠い街へ行ってしまえば……あたしたちは、恋人同士に……なれる。今を焦ったら……みんな台無しになるわ……。んっ……」
ゼロスの腕の中で、リナは切れ切れに言う。
「僕は我慢が足りないのかも知れませんね。リナさんは僕のものだって、大声で叫びたい。ガウリイさんなんてはねつけてやりたい。僕からリナさんを奪おうとするものは、皆敵です。正直言って、中学の時リナさんを無理矢理ミッションスクールへ行かせた母さんのことも、僕は許してないんです」
そんな言葉を嬉しいと思ってしまう自分は、既に狂っているのだと思う。だけど。
「あと……たった二年よ。遠くの街の大学へ…行きましょう。そして、街なかで腕を組んで歩きましょう。今まで……隠してきたんだから、あと二年……待てるでしょ？」
「……分かりました。リナさんがそういうなら。後二年、僕たちは普通の姉弟を演じましょう」


ある日の放課後。部活動も終わった後、リナは教室で荷物をまとめていた。
「はあっ、寒ー。早く帰ろっと」
その時、教室の電気が不意に消えた。
「停電？」
「停電じゃねーよ。俺が消したんだ」
「ガウリイ……！やだ、何ふざけてるの。明かりをつけて。まだ、鞄に入れてない教科書とかあるんだから」
「ゼロスの奴を屋上に閉じこめてきた」
そう言って、ガウリイは一枚のブレザーを放った。ゼロスの名前の縫い取りがある。
「屋上にって、この寒い中、ブレザーも無しに？冗談じゃないわ。すぐに開けに行かなきゃ」
「屋上は生徒立入禁止だから、鍵がなきゃ開かないぜ」
「鍵……」
「ここにある」
ガウリイは、手の中の小さな鍵をちゃりんと回した。
「それを、渡して」
「タダじゃ渡せないな」
「……条件は、何」
「お前の身体だ。リナ＝メタリオム」
「卑怯者！」
「ああ、なんとそしられようが構わない。俺は、こうでもしないとお前を手に入れることが出来ないんだ」
「あたしを抱いたって、あたしを手に入れたことにはならないわ」
「弟に抱かれた身体で、よく言うよ」
リナは、かあっと赤くなる。
「さあ、弟を助けたければ、おとなしく言うことを聞くんだな。乱暴はしたくない」
「サイテーの男！」
「そうだ、ののしってくれ」
ガウリイは、リナを冷たい床に押し倒した。制服の上から、小さな胸に手を滑らせる。スカートがまくれ上がって、脚が冷えていく。その時だった。
ガラスの割れる派手な音がして、一つの塊が教室に飛び込んでくる。塊は立ち上がってガラスの破片を払うと、真っ直ぐガウリイの方に歩いてきた。そして殴り倒す。ゼロスだった。
「ゼロス、どうして！？」
「屋上に、ロープがあったんですよ。それよりリナさん、何かされませんでしたか？」
「ううん、今のところは何も……ゼロスこそ、ケガはないの？」
「少々手の皮がすりむけましたけどね……大丈夫です」
ゼロスは机の上に置いてある自分の上着を手に取った。リナは、その背中にそっと寄り添った。
「冷たい……」
「この寒さの中に放り出されましたからね。風邪くらいはひくかもしれません。それで満足ですか？ガウリイさん」
「……ってやる」
「えっ？」
「お前らの関係、お前らの親にばらしてやるって言ってんだよ！お前たちは間違ってる。神に背いている。俺が話して、なにもかも終わりにしてやるよ」
「やめて、ガウリイ」
「何で弟のくせにリナを手に入れることが出来るんだ」
「弟、だからですよ」
ゼロスは、冷静に言った。
「弟だから、いつも一番近くでリナさんを見てきた。一番近くで悩みを聞いてあげられた。一番近くで、リナさんが綺麗になっていくのを見ていた。僕は、リナさんから離れるつもりはありません。今までも、そしてこれからも」
「うるさい。その関係を終わりにしてやると言ってるんだ」
ガウリイは胸ポケットから携帯電話を取り出した。
「うちの電話番号なんて、分かるんですか」
「リナの家の番号なんて、一番に登録済みだよ。もっとも、いままでかけたことはなかったけどな。これで、お前らは世界一の親不孝ものになるんだ」
ゼロスが動いた。鋭い蹴りで、ガウリイの手の携帯電話を宙に跳ね上げる。床を滑っていく携帯電話を追いかけて、上履きのかかとで踏み割った。
「ケータイ壊したくらいでいい気になるな。なんなら、お前らの家に押し掛けてでも……」
「……ガウリイ、もうやめよう」
リナが静かに言った。
「ガウリイ、あたしを好きでいてくれたんだよね。だったら、もうやめて。悪いけど、あたしはゼロスしか愛せない。たとえ、母さんや姉ちゃんにばらされたって、今から好きな人を変えることは出来ないわ」
ガウリイは、毒気の抜けた顔でリナを見ている。
「ゼロスが、好きなの。もう、他の人には代えられないの。あと二年もすれば、あたしたちは遠い街で静かに暮らすわ。誰にも迷惑かけない。それじゃダメ？」
「リナ、お前を好きな、俺の気持ちはどこへ行けばいいんだ」
「ガウリイの気持ち、すごく嬉しく思ってる。あたしもガウリイが大好きよ。だから、このまま、好きなままで別れよう。あたしのこと、恨んでくれてもいい。でも、ゼロスとあたしを引き裂くのはやめて。そしたら、あたし、本当にあんたが嫌いになっちゃうわ」
ガウリイは、床の上に座り込み、肩を落とした。
「……わかったよ」
そして、どん、と床を叩いた。
「女なんて腐るほどいる。俺を好きだって言ってくれた女だって何人もいた。それなのに、何で俺はこんなひでえ女好きにならなきゃいけなかったんだ？」
「きっと、ガウリイにもお似合いの恋人が見つかるよ。すぐにでも」
「お前にだけは、言われたくない台詞だったな、それは」
ガウリイは肩でくっくっと笑った。
「出ていけよ」
「え？」
「これ以上俺を惨めにする気か。二人仲良く、出ていけよ！」
ゼロスは上着を羽織り、リナは鞄を取った。二人はどちらからともなく手をつなぎ、教室を出ていった。真っ暗な教室に、ガウリイの押し殺した泣き声が響いていた。

泣いたり笑ったり怒ったり
二人ですべてを乗り越えていく　自信がある

リナは、この国で最高の大学に受かった。ゼラスも、ルナも、アメリアも、リナを祝福してくれた。そしてガウリイも。
「さすがだな、リナ。俺はもう、ついていけない。一年間は一人になるが、ゼロスの手を離すんじゃねえぞ」
「言われなくても分かってるわ」
ゼロスは、遠くから二人を見ている。
「またゼロスに殴られるのは嫌だからな。今日はこのくらいで……」
リナの頬にキスをする。
「勘弁しといてやる」
「ガウリイ、恋人が出来たら、教えてね」
「おう、お前らに一番に自慢してやるよ」
そしてガウリイは去っていった。ゼロスがリナに近づく。
「本当は、ほっぺでも嫌なんですけどね。今日はお別れの日だから特別サービスです」
そして、自分もリナの頬にキスを落とした。
「リナさん、一年待っていて下さい。僕は、必ず貴女の大学に行きます。今度こそ、遠い街で、二人きりで暮らしましょう」
そして、リナの小さな手をとって、ルビーの指輪の上からキスをした。
「相変わらず、あの二人はべったりねえ」
ゼラスが、呆れたように言う。
「いいんじゃない？よその得体の知れない男に手を出されるよりは」
ルナは軽く言った。飛行機の搭乗時刻が近づいてきていた。
「５２８便にお乗りのお客様に、最終のご案内を致します……」
「ほら、リナ。もういかなきゃ」
リナは姉と母親にもキスをした。
「元気でね。辛かったら、いつでも電話しなさい」
「まあ、あんたのことだから大丈夫だとは思うけど、悪い男に引っかかったりするんじゃないわよ」
「その点はまかせて！自信があるの」
「そうでしょうね」
ルナは悟った目をして言った。リナは一瞬ぎくりとする。
「もう、最高の男を捕まえているものね」
「ね、姉ちゃん……」
「安心して。母さんに言う気はないわ」
リナは、心臓をばくばく言わせながら、飛行機に飛び乗った。家族は、見送りロビーへと急いだ。リナを乗せた飛行機が、ゆっくりと滑走路へ近づいていく。そして、急激にスピードを上げて、空へと飛び立っていった。
「ルナ、さっきリナと何を話してたの？」
「それは女同士の秘密。さ、何か食べて帰ろう」
「僕はお寿司がいいですね」
三人は、笑いさざめきながら、人混みの中に消えていった。


君一人を守ることを誓うよ　誓うよ





ガウリイにとんでもねえ役をさせてしまいました。ファンの方申し訳ありません。でも、一度ゼロスとガウリイの本気の殴り合いが書いてみたかったので、書いていて楽しかったです。リナちゃんに振られるガウリイマニアの本領発揮、といったところです（自分で言うな）。それでは、また別の作品でお会いしましょう。
ねお☆ゼロリナ推進委員会さまに投稿させていただいた小説です。この頃から、「リナちゃんに振られるガウリイの会」（当時会員一名）の動きが活発化してきたでしょうか。とにかくこのお話のガウリイは気の毒です。


戻る